『脳はバカ、腸はかしこい』を、ひさしぶりに読み返しました。
最初に読んだときも「おもしろい本だな」と思ったのですが、50歳が近づいてきた今読むと、また全然ちがうところが心に残って。
若いころは、ちょっと変わった健康本として読んでいた気がします。
でも今は、自分の体の変化や、ゆらぎ期の不調と重ねながら読んでしまうんですよね。
「腸のこと、もう少しちゃんと考えたほうがいいかも」
そんな気持ちになった再読でした。
サナダムシを飼っていた先生の話が、やっぱりインパクト大
この本で印象に残るのが、著者の藤田紘一郎先生が、自分のお腹の中でサナダムシを飼育していたというエピソードです。
はじめて読んだときは、正直「え……」と引きました(笑)。
でも今読むと、受け取り方が少し変わっていて。
そこまでして腸や免疫のことを研究していたんだなと思うと、ちょっと尊敬してしまう自分がいました。
年齢を重ねると、本の読み方も変わるものですね。
本の中では、腸は「第二の脳」とも言われるほど、体や心に深く関わっている場所として語られています。
もちろん、本に書かれていることをそのまま全部真似するわけではありません。
でも、ゆらぎ期の不調が続く中で読むと、
「腸を整えることって、思っている以上に大事なのかもしれない」
と、素直に感じました。
見直しポイント1:50代からは、たんぱく質をしっかり摂る
今回読んで、まず心に残ったのが「50代以降こそ、たんぱく質をしっかり摂る」ということでした。
年齢とともに食がなんとなく細くなってしまって。
お肉も少なめ、脂っこいものも控えめ。
私の場合はタンパク質多めを意識しないと栄養不足になりがちです。実は現代人、カロリー足りてても栄養素的に不足していることも多い。
でも、筋肉量を維持するためにも、体の土台を守るためにも、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質は大事なんですよね。
最近は、毎日卵を食べるようにして、夕食に意識してお肉や魚を足すようにしています。
牛肉なら90~100gくらいでも、私にはちょうどいい量。150gだと少し多いなと感じるので、無理せず続けられる量で。
たんぱく質を増やすといっても、毎食完璧にするのは大変です。
動物性たんぱくと植物性たんぱく、どちらも大事。
とくに大豆たんぱくは女性に嬉しいイソフラボンが豊富だから。納豆なら2P、豆腐1丁くらい、豆乳なら2杯くらいの目安なので、1日の中で組み合わせればそう難しくない量ですね。
見直しポイント2:低GIを意識して、血糖値をゆるやかに
本の中で何度も出てきたのが、低GIを意識するという話です。
GIとは、食後の血糖値の上がりやすさを示す指標のこと。
白米や白いパンは比較的GIが高く、玄米・雑穀米・オールブラン、野菜・豆類などは低GI寄りと言われています。
血糖値の上下が大きいと、眠気やだるさ、気分の波にもつながることがあるそうで。
これ、心当たりがあります。
食後に急に眠くなったり、なんとなく疲れやすかったり。
もちろん原因はひとつではないと思いますが、食べ方を少し見直すだけでも違うのかもしれません。
とはいえ、いきなり玄米生活に切り替えるのは、私にはハードルが高いです。
なので、まずは雑穀米を取り入れるところから始めようかなと思っています。
白米を全部やめるのではなく、できる範囲で雑穀米にする。
野菜から食べる。
甘いものを食べるときも、空腹でいきなり食べすぎない。
そのくらいなら、続けられそうです。
見直しポイント3:オメガ3を、できる形で取り入れる
もうひとつ印象に残ったのが、オメガ3の話です。
オメガ3は、サバ・イワシ・サンマなどの青魚や、亜麻仁油、えごま油などに含まれる脂質です。
体に必要な脂質だと分かっていても、毎日青魚を食べているかというと……正直、全然できていません(笑)。
魚を食べたほうがいい。
それは分かっている。
でも、毎日の食事で続けるとなると、なかなか難しいんですよね。
なので、先週iHerbで注文していたオメガ3のサプリも届いたことだし、サプリも取り入れつつ、食事でもできることから始めてみようと思っています。
たとえば、サラダに亜麻仁油をかける。
納豆や豆腐にえごま油を少し足す。
魚を食べられる日は、なるべく青魚を選ぶ。
亜麻仁油はクセが少ないので、意外と使いやすいです。
火にかけずに、仕上げにかけるだけでいいのも楽ですね。
完璧を目指すと続かないので、「今日は少し足せたらOK」くらいでやっていきます。
腸が喜ぶ食事を、少しずつ
本を読んで「よし、全部やろう!」と意気込むと、だいたい3日で挫折するのが私です(笑)。
だから今回は、できることを一つずつ。
- お肉や魚、卵、大豆製品を少し意識する
- 雑穀米や野菜を取り入れる
- 亜麻仁油やえごま油、オメガ3をできる形で足す
まずはこのくらい。
それだけでも、腸は少し喜んでくれるんじゃないかなと思っています。
体が変わるのは、きっとゆっくり。
でも、ゆっくりだからこそ、無理なく続けられる形にしておきたい。
腸活って、特別なことを一気に始めるより、毎日の食事を少しだけ整えることなのかもしれません。
再読って、新しい自分で同じ本を読む体験ができるからいいですね。
また数年後に読んだら、今とは違うところが心に残るのかもしれません。
今の私は、まず腸から。
おなかの中から、少しずつ元気を整えていきたいです。
